2011年 01月 29日
歯根膜最後のご奉公ケース |
富山の先輩のブログを拝見していたら、保存不可能な歯牙の「歯根膜最後のご奉公ケース」がアップされていました。以前インプラント学会誌で同じような上顎前歯のケースを見た事があり、自分でもやってみたことがあります。
治療期間は少し長期間になりますが、抜歯即時インプラントの名のもとにいろんな「砂利」を抜歯窩に詰め込んで、斜め方向に植立するよりはよほど生物学的だと思います。私も大賛成です。でも、「インプラントロジスト」の間ではこんなことは微塵にも話題に上ることはないでしょう。もう少しこのあたりの話題が増えても良さそうにと思うのは私たちだけでしょうか。

30代女性。穿孔により保存不可能な左上4を挺出させて抜歯。その後にインプラントを植立しました。抜歯即時埋入にくらべて、「上顎洞穿孔のリスク回避」「抜歯後の骨のボリュームも温存できる」「人工骨は用いる必要がない」「埋入も抜歯窩に添わせれば容易」等々メリットは沢山あると思うのですが…いかがでしょう。
治療期間は少し長期間になりますが、抜歯即時インプラントの名のもとにいろんな「砂利」を抜歯窩に詰め込んで、斜め方向に植立するよりはよほど生物学的だと思います。私も大賛成です。でも、「インプラントロジスト」の間ではこんなことは微塵にも話題に上ることはないでしょう。もう少しこのあたりの話題が増えても良さそうにと思うのは私たちだけでしょうか。


30代女性。穿孔により保存不可能な左上4を挺出させて抜歯。その後にインプラントを植立しました。抜歯即時埋入にくらべて、「上顎洞穿孔のリスク回避」「抜歯後の骨のボリュームも温存できる」「人工骨は用いる必要がない」「埋入も抜歯窩に添わせれば容易」等々メリットは沢山あると思うのですが…いかがでしょう。
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by matsudas1933
| 2011-01-29 16:59
| 歯科臨床