第37回 臨床歯科を語る会 |
週末は第37回臨床歯科を語る会へ参加してきました。1994年の初参加以来23年間の皆勤賞ですが、所属しているスタディグループとこの会がなければきっと違った歯科医人生を歩んでいただろうと思うほど大きな影響を受けましたし、それは23年経った現在もちっとも変わりません。
金子先生はじめ懐かしいお顔に会えることも楽しみのひとつですが、台頭してくる若手の先生方の切れ味のよい症例を見せられると50半ばにしても大きな刺激になります。また、他のスタディグループの研修姿勢を見ることは臨床を偏らせないためにも大きな収穫となります。他の学会や研修会と異なりここで寝食を共にしながらディスカッションを交えた方たちとはなぜか心許せる人間関係も構築されてしまいます。そこには患者さんのためのより良い歯科医療を飽くことなく追求するといった「歯科医の良心」がこの会のベースにあるからだろうと思います。
二泊三日のハードスケジュールは診療にも体にも少なからず影響していますが、それも心地よく感じる週明けスタートです。