2009年 09月 10日
明日のプレゼン(予報) |
明日のKDMケースプレの準備と歯科医師会の健康診断のおかげで今週は一滴のアルコールも口にしませんでした。日頃肝臓には負荷を強いているだけにさぞや良い数値になるでしょう。
さて、今回の発表準備はインプラント支台義歯の経過を総覧する良い機会となりました。サマリーはスライドのごとくですが、特記すべきことは「喪失したインプラント」はほとんどありません。データでは4本ありますが、これは一人のスーパーブラキサーの方です。対顎は両側遊離端義歯にもかかわらず相手方4本のインプラント破折ですので例外と言わざるを得ません。つまり経過からは「インプラントを守る」ことよりは「対顎の天然歯への配慮」が必要だと感じます。
むしろ、意外に多発したのは義歯の破折でした。歯根膜を有しないインプラントは天然歯と異なり被圧変位がないのでそのつけは義歯の最も脆弱な部分に集中するのでしょう。
それと臨床実感としては前後のすれ違い傾向よりも左右のすれ違い傾向に問題が多く、術前からの欠損歯列の性質が引き継がれているのか、その抜本的な解決は難しそうだと思いました。
さて、明日の白熱したディスカッションを終えれば「生ビール」が待っています。辛い禁酒もあと一日チョットです。
さて、今回の発表準備はインプラント支台義歯の経過を総覧する良い機会となりました。サマリーはスライドのごとくですが、特記すべきことは「喪失したインプラント」はほとんどありません。データでは4本ありますが、これは一人のスーパーブラキサーの方です。対顎は両側遊離端義歯にもかかわらず相手方4本のインプラント破折ですので例外と言わざるを得ません。つまり経過からは「インプラントを守る」ことよりは「対顎の天然歯への配慮」が必要だと感じます。
むしろ、意外に多発したのは義歯の破折でした。歯根膜を有しないインプラントは天然歯と異なり被圧変位がないのでそのつけは義歯の最も脆弱な部分に集中するのでしょう。
それと臨床実感としては前後のすれ違い傾向よりも左右のすれ違い傾向に問題が多く、術前からの欠損歯列の性質が引き継がれているのか、その抜本的な解決は難しそうだと思いました。
さて、明日の白熱したディスカッションを終えれば「生ビール」が待っています。辛い禁酒もあと一日チョットです。
by matsudas1933
| 2009-09-10 18:41
| 講演・発表